リスブロ!

大阪、近鉄河内松原駅前にあるリスウゼミ+医学部個別メディスタのブログ。基本、代表OZが書いてます。

「褒めて育てる」は正しいのか?実験心理学の有用性とその限界。

今日は府大中期日程の試験日。

明日は京大阪大神大府大前期日程の発表日。

 

こんばんわ(*´∇`*)代表の尾崎です。

 

 

「褒めて育てる」は正しい。実験心理学の帰結としては...。

「褒めて育てる」が相変わらず熱病のように広がっているように思います。たしかに科学的に行われた実験データもありますが、ここでは詳しくは述べません。これから紹介する書籍を読んでいただければ山ほどありますから割愛させて頂きます。

 

マインドセット「やればできる! 」の研究

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  • 作者: キャロル・S・ドゥエック,今西康子
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2016/01/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ーキャロルドゥエック博士*1は教育心理学で必ず出てくる有名人

 

でも、データを鵜呑みにするんじゃなくて、実験心理学の有用性とその限界をわかっておかないとダメだと思います。保護者や教育者は。

 

 

例えばの話。

例えば、仮の実験データとして

結果1 褒めて育てたグループの70%の子たちの成績が上昇した。
結果2 叱って育てたグループの20%の子たちの成績が上昇した。

とあれば「褒めて育てる」方がいい(≒正しい)とするのが、科学的アプローチであり、実験心理学としての帰結です。

 

でもね、「褒めて育てる方法が絶対ではない」ことも読み取らないとダメ。100%じゃないんです。

 

保護者の皆さん。お子さんは「褒めて育てても成績が上昇しない30%側の子」かもしれませんよ。もしそうだとしたら、褒めて育てることのデメリット*2の方が強く出てくるでしょう。

 

事実、叱られて「ほんじゃやったるわい!」とスイッチが入って、伸びる子も毎年相当数います。特に体育会系男子に多い。けど、体育会系男子全員が全員そうじゃない、ということも付記しておきます。

 

 

親として必要なことは次の2つ。

親として必要なのは次の2つのことだと思います。

1.いろんな教育法を知っておくこと。
2.お子さんがどんなタイプなのかを見極めること。

ただそれだけです。 

 

「1.いろんな教育法を知っておくこと」について

いろんな教育法を勉強し知っておくことは非常に重要です。手持ちのカード(=知識)がいっぱいあればあるほどいい。図書館にいけばわんさか教育心理学の本があります。

ただ、同じ方法論の本ばかり読んでいては宗教的に盲信する可能性が高まりますので、異なる方法の本を読むのがいいでしょう。

 

例えば、褒める系なら 

マインドセット「やればできる! 」の研究

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困っている子をほめて育てる ペアレント・トレーニングガイドブック

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  • 作者: 岩坂英巳(奈良教育大学特別支援教育研究センター)/編
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  • 発売日: 2012/06/20
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 叱る系なら

ほめると子どもはダメになる (新潮新書)

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タイガー・マザー

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ですね。

あと、いろいろな方法論が書いてあるのがコレ。

和田式勉強のやる気をつくる本―やれない自分を変えるちょっとしたアイデア75 (新・受験勉強法シリーズ)

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これら全てさほど重い内容ではないので、一読されることをオススメします。

 

 

「2.お子さんがどんなタイプなのかを見極めること」について

これがちょっと大変です_(。⊿°」∠)_いろんな方法を試して見ないとダメですし、ほんの些細な「何か」がきっかけとなってタイプが変わることもあります。

 

だから、常日頃からお子さんとちゃんとコミュニケーションを取っておくこと、そして、学校の先生や塾・予備校の講師とも密接にコミュニケーションを取って意見交換をすることが大事です。

 

私自身、保護者面談をさせていただく際、小さい頃のお話をお聞きしたり、家での状況をお聞きして、「この子はどういうタイプ*3の子なのか?」 という探りを入れています。タイプによって対応を変えていかないと、なかなか効果が上がらないので、常に考えるようにしています。*4

 

一斉授業中のジ・レンマ

実験心理学の帰結に反しますが、基本、尾崎は授業中にほとんど褒めません。だから、尾崎の授業は怖い(もしくは、授業の尾崎は怖い)ってよく言われます。

 

というか、「怖い」と思わせとかないとやっていけないんですよ。代表(最高責任者)が生徒になめられたら終わりですから。そりゃ俺も、嫌われたくないから優しい人でいたいさ(笑)

 

寝てる奴を出て行かせたり、予習・復習やってない子を叱ったりっていうことをしていかないとダメなんです。一斉授業中は特に。

 

何故なら人間は環境の動物だから。一度ゆるい環境になってしまうと、みんなが悪影響を受け、そして、みんなが悪影響を与えるようになるんです。伝染するんですよ、本当に。笑えるくらいに。

 

だから、褒めた方がいい子に対しては、授業中にではなくたまたま1対1になった時に褒めるように心がけています。また、褒める際、「結果」に対してではなく「努力」に対して褒める方が効果的なのは身を持って感じます。これも実験で実証されています。

 

 

最後に。

保護者の皆様にお伝えしたいことがあります。面談をご希望の方は、ほんとお気軽にリスウゼミ事務局0723390090までお電話下さい。

面談は私の予定が空いていればいつでもかまいません。基本、平日夕方以降は授業をしているので朝〜昼がベストです。

お子さんのために、是非とも意見交換させていただきたいと思います。「お忙しそうだから」などというお気遣いは一切無用です。

 

 

では(*´∇`*)

 

 

 

 

 

脚注

*1:この動画の方です。

www.ted.com

*2:甘えたになる、褒めてくれる人だけの意見を聞くようになる、褒められないと動かなくなる、など。

*3:分析手法の1つにエニアグラム - Wikipediaがあります。

*4:でも、その子その子によって対応を変えることが原因で「尾崎は人によって対応を変えてる!差別じゃないか!」という批判もあったり、ね。まぁ大変です。